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【2025年9月更新】静岡で熊と遭遇?キャンプ前に読みたい対処法|最新目撃マップ付き

takibitoshippo

焚き火と犬と、ちょっと不便なアウトドアが好き。 最近はキャンプギアのレビューだけじゃなく、小説も書いてます。 自然の中で感じたことや、犬との暮らしの中で生まれた気づきを物語に。 実用と創作、どちらも大切にしながら、ゆるっと発信しています。

1. はじめに

豊かな自然の中で過ごすキャンプは最高のレジャーですが、その自然の主役は人間だけではありません。近年、熊の生息域が拡大し、キャンプ場周辺での目撃情報も増えています。「まさか自分は大丈夫」と思っていても、いつ何時、熊と遭遇するか分かりません。このガイドを読んで、もしもの時に冷静に行動できるよう、正しい知識を身につけましょう。


2. 日本にいるのは「ツキノワグマ」と「ヒグマ」

日本で遭遇する可能性のある熊は、主に本州から四国に生息するツキノワグマと、北海道にのみ生息するヒグマです。

  • ツキノワグマ
    • 体長は110~150cmほど。胸元に三日月状の白い模様があるのが特徴です。
    • 臆病な性格で、基本的に人間を避けます。しかし、不意に遭遇してパニックになると、攻撃的になる可能性があります。
  • ヒグマ
    • 体長は200~250cmにもなる、大型の熊です。
    • ツキノワグマに比べ縄張り意識が強く、人を襲う危険性も高いとされています。

この記事では、多くの地域で遭遇する可能性があるツキノワグマとの遭遇を想定して解説します。


3. 令和7年度 9月24日現在の静岡での熊の出没地

※熊と断定できない情報も載せられている

令和7年度に入り、熊の目撃情報が全国各地で相次いでいます。特に注意が必要な地域は静岡外ですが以下の通りです。

  • 東北地方:岩手県、秋田県、山形県を中心に、住宅地や里山での目撃情報が多発しています。
  • 関東甲信越:長野県、群馬県、栃木県の山間部で目撃が増加しています。
  • 中部地方:富山県、石川県、岐阜県では、キャンプ場や登山道での目撃が報告されています。

出発前には、必ず訪れるキャンプ場の公式サイトや自治体の情報、ニュースで最新の情報を確認しましょう。

静岡県公式HPはこちら


4. 熊を寄せ付けない環境づくり

熊との遭遇を避けることが最も重要です。以下の対策を徹底しましょう。

  • 食べ物の管理徹底:熊は嗅覚が非常に優れており、匂いに引き寄せられます。
    • 食材や生ゴミは、車の中や密閉できる容器にしまいます。テントの中には絶対に入れないでください。
    • 調理後の油や残りカスも、土に埋めたりせず、必ず持ち帰りましょう。
  • 音で存在を知らせる:熊は基本的に人間を避けます。
    • キャンプ場内を移動する際は、鈴を鳴らしたり、ラジオをつけたりして、自分の存在を熊に知らせましょう。
    • 子供が騒ぐ声や複数人の話し声も有効な対策になります。

5. 遠くで出会ってしまったら

熊を発見しても、決して慌ててはいけません。

  • 静かに立ち止まる:まずその場で動きを止めます。熊に背中を向けたり、走り出したりしてはいけません。
  • ゆっくり後ずさり:熊に自分の存在を知らせながら(低い声で「おおー」などと話しかける)、目を離さずにゆっくりと後ずさりしてその場を離れます。
  • 熊を刺激しない:大声を上げたり、物を投げたりするのは危険です。熊を威嚇するような行動は絶対に避けましょう。

6. 近くで出会ってしまったら

予期せず至近距離で熊と遭遇してしまった場合、パニックになりやすいですが、冷静な対処が命を守ります。

  • 慌てずに見つめる:決して目を離さず、熊の動きをよく見ます。※但し敵意を出して睨みつけない
  • そっと話しかける:低い声で「おおー」などと話しかけ、人間であることを知らせます。
  • 熊撃退スプレーを構える:最後の手段として、すぐにスプレーを使えるよう準備します。
  • 刺激しないように落ち着いて、背中をみせずに後ずさり後ろを向いて走って逃げると追いかけてくる習性があります。
  • 攻撃してきたら、窪地(くぼち)などに腹ばいになり、両手を首筋の後ろでしっかりと組み、両肘で顔を守る
  • 子グマの近くには親グマがいる可能性が高いので、周囲に注意しながらできるだけ早く遠ざか

7. 絶対にやってはいけないこと:

死んだふりをするのは逆効果。熊は好奇心から近寄ってきたり、食べ物だと思ったりする可能性があります。

大声で叫ぶ急に走る石を投げるなど、熊を刺激する行為は絶対に避ける。


8. 熊撃退スプレーの使用方法

熊撃退スプレーは、熊を撃退するための最終兵器です。

  • いつでも使える準備:腰につけたり、胸ポケットに入れたりして、すぐに取り出せるように携帯しましょう。
  • 必ず安全装置を外す:親指で前から後ろに滑らせて外します。熊撃退スプレーの種類によって違うかも知れません。
  • 風上から使用:風向きを確認し、熊が風下になるように位置を調整します。風上からスプレーすることで、自分に噴射剤がかかるのを防ぎます。
  • 顔面を狙う:熊の顔や鼻をめがけて、数秒間噴射します。
  • 逃げる:スプレーが効果を発揮したら、すぐにその場からゆっくりと離れ、安全な場所へ避難します。

僕と同じ物はこちらAmazon

熊撃退スプレーで検索すると出てくる商品でくまいちばんという商品がありますが、こちらは熊撃退スプレーではないので、間違えて買わないようにしてください。リンクから購入できる物は間違いなく熊撃退スプレーです。


9. 焚き火としっぽの意見

特に10月頃から冬にかけて毎年目撃情報が頻発します。それはやっぱりこの猛暑での食糧不足等で山里に降りてくる。後はマナーのなっていない観光客による餌やり等でしょうか。
あくまで個人的な意見ですが、僕の北海道の友達が言っていました。ラジオや音で9割の熊は逃げてくれるけど、1割は寄ってくるんじゃないかと。
それは観光客に接して餌をゲットした熊は、人間がいると寄ってくるという見方をしていました。
2度も言いますがあくまで個人的な意見ですよ!

それにしても熊撃退スプレー高いですよね。1本安いやつで7000円~1万越えくらいしますからね。
でも僕はこう思いました……もし熊に襲われた時、死にゆく中で

「あぁ……あの時7000円ケチってなければ生きれたかもしれない……」……と。

熊撃退スプレー自体護身用なので、使う機会が全くないです。
ですから、効果がどうなのか、距離がどうなのか、表記でしか分かりませんね。
高価すぎて試し撃ちもしたくないですしね……。

まぁでも「焚き火としっぽ」家には泣く子も黙る、しっぽ担当スタッフの猛犬がいますからね!

普段からクマ(ぬいぐるみ)との戦いのトレーニングを怠ることはありません。

その研ぎ澄まされた牙はドックフードをいとも簡単に切り裂く。その爪はお手入れされてかじられても痛くない。
だが……一番恐ろしいのは、その性格!家に守られた状態からなら通行人を容赦なく吠えたてる。
しかしキャンプに連れてった時はカエルの鳴き声にビビッてずっと小さい声で威嚇していたしっぽ。

10. まとめ

熊との遭遇は、知識と準備でそのリスクを大きく減らせます。もし遭遇してしまっても、パニックにならず、冷静に対処すれば、危険を回避できる可能性は高まります。

「熊のテリトリーにお邪魔している」という意識を持ち、事前準備と情報収集を徹底して、安全で楽しいキャンプを体験しましょう。

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