
🔥 はじめに:鉄板は育てるもの

キャンプで使う鉄板は、使い込むほどに味が出る道具。けれど、買ったばかりの鉄板はそのままでは使えません。焦げ付きやサビを防ぎ、食材の旨みを引き出すためには「シーズニング(油ならし)」が必要です。
この記事では、鉄板のシーズニング方法を初心者にもわかりやすく解説します。実際に筆者がキャンプ場で体験した失敗談も交えながら、鉄板を「育てる」楽しさをお届けします。
🧽 ステップ①:鉄板の洗浄

なぜ洗うの?
新品の鉄板には防錆剤や加工油が塗られていることが多く、そのまま使うと食材に匂いや味が移ることも。
やり方
- 中性洗剤とスポンジでしっかり洗う
- 洗った後は水気を完全に拭き取る
- 洗浄後すぐに加熱して水分を飛ばす
🔥 ステップ②:加熱して油をなじませる


使用する油
サラダ油や米油など、クセのない植物油がおすすめ。
やり方
- 鉄板を火にかけて煙が出るまで加熱
- 油を全体に塗る(キッチンペーパーや刷毛を使う)
- 再度加熱して油を焼き付ける
- これを2〜3回繰り返す
ポイント:煙が出るまで加熱することで、油が鉄板に焼き付き、焦げ付きにくくなります。


🍳 ステップ③:野菜くずで仕上げ焼き

玉ねぎやネギなどの野菜くずを炒めることで、鉄板の匂いを取ると同時に油をなじませる効果があります。
- 野菜くずを鉄板で炒める
- 焦げ目がついたら捨てる
- 最後に油を薄く塗って保管
体験談:ネギを使ったら香ばしい香りが鉄板に残り、次回の焼きそばが絶品に。鉄板が「育った」と感じた瞬間でした。


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